自分の本当に返せる金額を限度額として定め、安全な借入を行いましょう。
返済計画さえ立てて借りる分にはOKです。そうすれば、失敗することはないでしょう！

まず、限度額はどのように設定されるのでしょうか？下記に一般的な仕組みを記載しますので、きちんと理解しましょう。

となります。

①は前年度の収入を元に算出され、そのために収入証明書の提出が求められます。

②現在使用している与信枠は、クレジットカード会社などと共通で利用している、信用情報機関の情報を照会します。ただし、ここでいう使用とは、実際に利用している金額ではなく、クレジットカードでいうと限度額が当てはまります。
※実際に使用はしていなくても、いつでも使用できるという意味です。

大体の仕組みは理解できたでしょうか？

ただし、この金額は最大金額です。最大金額は大きくても、これまでの延滞履歴や、初めての利用の方はここまでの金額は出ないと考えましょう。

では、なぜ限度額には利点があるのか。

上記のように、限度額の設定のされ方は理解されたかと思いますので、次に記すのは利点となります。

まず、設定方法で記載されているように、年収の3分の1を借りてしまった場合、どうなるでしょうか？

例えば年収300万円の場合は100万円、、、
300万円とはいいつつも、そこから税金などが引かれ、
手元に残るのは250万円にもなりません。

そこから100万円返すのはとても難しいですよね？
そして、それだけではなく18％程度の利息が付きます。
これでは返すのはさらに難しくなります。

利用者がそんな状態にならないように、
限度額は設定されております。

限度額の存在があると、利用に制限がかかっており使い勝手が悪いと感じる人もいるようですが、
借入に対して限度額というものがないと、必要以上の金額を借りてしまったり、
非常に安易な利用の仕方というものを行ってしまうようなケースも存在しておりますので、
非常に利用者思いのシステムと言えるでしょう。


まずは返済スケジュール（月々いくらまでの返済が可能か）をきちんと立て、
そのうえで自ら限度額の設定を行いましょう。できれば年収の10分の1くらいまでにするのが安全といえます。